4月16・17日(水・木)
3週連続の上椎葉ダム、先週休養の怪獣氏とTOCO氏の3人での釣行予定です。怪獣氏は上の小屋谷の鹿角回収も兼ねて張り切っていましたが、前日に発熱、倦怠感等で釣行を断念。tohohoとTOCO氏の2名での釣行となりました。
今週のtohohoは気合十分、TOCO氏は1泊ですがtohohoは「サクラマス釣るまで帰れまてん(2泊迄)」です。先週のバラシで何かを掴んで、釣れそうな気満々、食料も2泊分積んでスタートしました。前日はかなり冷えた見たいで九州脊梁山地はほんのり白んでいます。今回は何事か起こりそうな予感・・・
9時前に女神像公園の手前でTOCO氏の白ジムニーと遭遇、小崎筋のポイントに向かいます。9時過ぎに最初のポイントに降りますが風が強く水面が結構波立っています。釣りには好条件ですが、キャストが大変、風下には普段の倍くらい飛びますが風上はまったくです。30分位してTOCO氏が参戦、好物のコーヒーを忘れたので村まで買いに行っていたが店が開いてなかったとの事、tohohoが1杯分づつなら豆を持って来たよと伝えると少しの笑顔?
何はともあれ、2名で釣りに参戦、30分もしない内にtohohoにヒット!途中で力尽きるイダと違って中々のファイトです。30cm未満のサクラマスかなぁ?と思い釣り上げると銀ピカの魚体にあるべきものが無い・・怒ったようなへの字の口。何とハス君、取り合えず魚を見ることが出来て一安心ですがやはり脂鰭が付いていない事には始まりません。
昼食を期にポイントチェンジです。放水口のワンドの上流側の出っ張りに移動します。ここは先週2名のおっちゃん達(tohoho達も十分おっちゃんですが・・)が釣っていたポイントでサクラマスが釣れていたポイント。まず、放水口で釣ってから出っ張りに周ります。ここで、ワカサギの回遊を確認するもノーチェイス。
少し上流側の出っ張りに2名の釣人が頑張っていましたが、居なくなったのでそちらに移動しようとTOCO氏に提案すると、チョット村までコーヒー買いに行ってくると白ジムを走らせて行きました。コーヒー好きのTOCO氏、1杯分では不満だったのでしょう。ポイントで待つ事20分余り、白ジムが帰ってきました。手にはコーヒーと竹下のブラックモンブラン(佐賀名産のアイスクリーム)、水面は風が強く寒いですが、道路に上がると、汗が出る位の暑さ、久し振りに美味しく戴きました。
ポイントに降りて岬の突端で第一投、スプーンを底迄沈めて高い位置からリトリーブ。半分位巻いた所でグイッと当り。「フィッシュ!」声を上げるとTOCO氏が近づいてきます。ハス君とは明らかに引きが違う、サクラマスで間違いないとファイトしますが、高い位置からリーリングしていたので魚体が水面に出て来てTOCO氏の前でポロリ・・バラシのtohoho、本領発揮!30cm程のサクラマスでした。その後もルアーを追って足元まで来たり、チェイスが有ったりで活性は高そう。17時半まで頑張りましたがノーフィッシュで、イブニングの準備にいつものB・Cに向かいました。
暗くなるまで釣る予定なので先に寝床の準備、二人共小さい車なので荷物を出して寝室作りです。手慣れたtohohoは先に行きます。とバックウォーターへ。ボイルは始まっていませんが、お腹を空かせたイダさんが料理(ワカサギ)を待ってウヨウヨ。試しにミノーを投げると1投目でヒット?
先週と同じ状態です。遅れてきたTOCO氏は初めてのボイルに感動していた様です。キャストしようとしていたTOCO氏。「リールが壊れた~」と大騒ぎ。どうやらベイルスプリングが壊れたようです。リールを替えて来ると戻っていったTOCO氏が再び現れる事はありませんでした。一方tohohoはイダばかり釣ってもしかた無いのでボイルを避けた下流で立ち込み釣りますが、まだイダです。ドンドン下流に下って遂に股間上迄立ち込みキャスティング。イダは釣れなくなりましたが、何も釣れなくなりました。30分程で股間も冷えてきたのでギブアップ。B・Cにに戻るとTOCO氏はディナーの準備中、tohohoもサッサと片付けて宴の準備。今日の反省会で、痛恨のバラシが話題に。シングルフックはバレやすい、トリプルフックだと根掛かりが心配。真ん中を取ってダブルフック(アシストフック)でどうだ!幸い、ダイソーの100円ジグにアシストフックを付けていたので、明日使う予定のスプーンに装着して床に付きました。
翌朝、6時に起床して昨日のポイントに向かいます。幸い誰も居ません、2匹目のドジョウ狙いで昨日と同じように1投目を沈めて当たりを待ちますが案の定ノーバイト。沖の表層ではもじりがありますが、サクラマスか?イダか?は不明です。
その時は急に来ました。6時40分、グイッとラインを下に引っ張る様な重い当り。一瞬、根掛かりかと思いましたが、直ぐにヘッドシェイクの引き。慌てて「フィッシュ‼」と声を上げました。ラインは20m程出ています。魚が首を振る度にロッドが絞られドラッグがギッギッと泣きます。岬の上には戻って来たTOCO氏が「ばらしたらイカンバイ‼」今日は水面と同じレベルから釣っているので少しは安心です。しかも昨夜チェンジしたアシストフックなのでバレる気はしませんが、10m程になった時に岩の反対側に廻り込んでしまい、浅瀬でバシャバシャ始めました。TOCO氏が「デカか!ばらすな!」と声を掛けますが、魚体が見えないので少し冷静でした。取り込みをTOCO氏にお願いしようかと思いましたが、カメラマンと化したTOCO氏は携帯を構えたまま。後で聞いたら、足場が狭くて邪魔になると思ったとの事でした。確かに写真を見るとその通りです。
岩を避けて手前に来た時に初めて魚体を確認。最初は40upかなぁ?と、取り込みは良くTVで早めにネットを構えてネットを持ったままリールを巻いたり、ラインを巻きすぎてネットが届かなかったり、「へただなぁ」と批評ばかりするので1発で決めてやるぞと、ラインの残りを確認し、魚体が横向きになってからネットをリリーサーから外し、ネットイン!と行きたかったが相手は命懸け、一度暴れて2回目にやっとネットインできました。
ネットに入って、カメラマンにポーズ。その時デカイ!60近いんじゃないか?と・・
後で計量しますが、tohohoのメジャーは50cm迄、指2本オーバーしていたので概ね53cmとしました。ランディングネットはザウルスの杉坂ネットのビッグトラウト。いつも飾りの様に背中にぶら下げてばかりだったのでその名の通りビッグトラウトをキャッチ出来て最高でした。しかも、「帰れまてん」プロジェクトも達成しました。
その後もネクストバイトを狙って釣り続けます。7時半にTOCO氏が岩の向こうで「釣れたバイ!」、やったーと行ってみるとルアーの下に何か付いてる?20cm位のイダさん。「これで坊主逃れですね」と。
その後もTOCO氏のルアーに足元でアタックしてバレたり、tohohoのスプーンを足元迄何度か追いかけてきたりで活性は高いもののロッドを絞る事はありませんでした。
tohohoは明日まで頑張っても良かったのですが、むやみに粘って釣れずに帰るよりも自宅に帰って「帰れまてん」達成の祝杯をあげた方がと思い帰宅することにしました。
1・2週目はイダイダイダでしたが3週目にして、ハスイダサクラに格上げ。来週は怪獣氏の体調が戻っていたら再度上椎葉だと思いますのでサクラサクラサクラと行きたいですね。TOCO氏も行くかなぁ?