8月23日(火)
3週間ぶりの登山は嫁さんのリクエストで北八ヶ岳のにゅう(2352m)に行くことにしました。以前から天狗岳に登る時に気になっていました。
変な名前ですがネットで調べると、「刈り取り後の稲を円柱形や円錐形に積み上げる稲わらの「にう」が語源とされる。」とあります。確かに山頂直下は岩を積み上げたような形状をしていますが、誰が積んだのでしょう?
自宅を5時すぎに出て8時半に白駒池登山口駐車場に到着。駐車代は600円也。予定通りに9時に登山口をスタートしました。
まずは白駒池迄15分位整備された木道をスイスイ歩きます。白駒池を反時計回りに半周していよいよ目的地のにゅうに向かいます。ここから90分位でにゅうに行きますが、本当の目的は、高見石小屋の「揚げパン」らしいです。高見石小屋に行くにはにゅうから中山(2496m)を経由して高見石まで下ったところ。嫁さんの予定表では14:10着ですが、揚げパンの注文は14時迄。コースタイム*1.3での予定表ですが腰痛リハビリなので何とも言えない時間です。
白駒池からにゅうまでには流石八ヶ岳と言うような苔生した原生林、途中白駒湿原があり最初は余裕でしが、後半は急登で岩がゴロゴロした枯れ沢を登ります。思ったより厳しい道のりでした。
山頂は岩を積み上げたような岩山で天気が良ければ最高の眺望でしょうが、あいにくの曇り空。もちろん八ヶ岳ブルーもなく、眺望ゼロ。14時のリミットがあるので昼食のササッと済ませ中山まで急ぎます。
にゅう分岐まで約1時間。尾根道を登っていきますが、ここも岩がゴロゴロ(汗)やっとのことで分岐に着きました。時間は11:40、まだ予定通り。
ここから中山迄20分位登って後は下りが1時間でジャスト2時の予定です。中山も予定通りに通貨。ここで3名のグループ(2名は広島・姫路から)と一緒に下ります。この3名も「揚げパン」が目的でした。
中山からの下りの長いこと。250m程の高低差ですが、ここも岩だらけ・・・おまけに小雨迄降ってきて岩も濡れてところどころ滑ります。「揚げパン」は食べたいが怪我はしたくないし・・それでも全力で下りました。
高見石小屋に着いたのは13:50、間に合いました。早速売店に行くと前の客が「えーっ!売り切れですか?」と、なんとパンの在庫切れで売り切れの紙が貼ってあります。
仕方ないのでコケモモジュースを注文して無理してきた足を休めていると、歩荷さんが到着。店長のが「材料が付きましたので折角遠方からおいでなので今から揚げましょうか?」と。広島・姫路の2名に感謝し便乗して注文できました。
評判通りの美味しい「揚げパン」をいただき、ここから白駒池まで最後の150mを下ります。最後の最後まで岩ばかり、もうおなか一杯です。白駒池から駐車場までの木道は天国への道でした。
中央道長坂ICから高速に乗りましたが、渋滞情報が勝沼~上野原間が渋滞20km所要時間3時間以上!えっ。助手席の嫁さんにネットで調べてもらいましたが、緊急工事の為片側1車線との事。事故ではなく緊急工事?がけ崩れかな?意味が分からんけど3時間以上は堪りません。勝沼は渋滞にはまるかもしれないので一つ手前の一宮御坂ICで降りて柳沢峠経由で奥多摩からに変更。岩魚釣りで使う道なので3時間掛かりません。
ところが、こちらにも罠がありました。塩山市を抜けた辺りで道路交通掲示板に「R411 青梅方面通行止め」。えっ!ナビは案内してるけど・・とルートを確認すると丹波山村役場から小菅村まで一山迂回してからの案内になっている。
今更、戻れないのでこのまま突入しましたが、20km位のロス。それでも9時過ぎには帰り着いたので渋滞突入よりも1時間ほどは早かったかな?
いろいろあった登山でしたが無事で何よりでした。明日、鮎釣りに行く予定でしたが多分筋肉痛になるので止めにしました。