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2023年08月01日

負傷の夏ツアー(狩野川・桂川)【2023/7/28~7/31】

7月28日(金)~7月31日(月)
 夏の鮎釣りツアー。Sさんの古巣の東北(秋田県米代川)に行くような計画を立てていましたが、生憎の水害でコンディションも不明。災害復旧中に鮎竿を出すのもなぁ。との事で計画中止、バイトは休むシフトになっているのでSさんと二人で狩野川へ行くことに。狩野川の様子次第でホームの桂川に寄っても良いか?位の気分で3泊4日のツアー開始です。
 8時半にS邸集合で一路狩野川へ。圏央道から東名、新東名経由で伊豆市に11:00着。コンビニでビールと昼飯を購入しポイント探しです。Sさんの好物の旭日橋で川見をしますが釣り人が1名、鮎の姿が見えません。平日と言えどもここで一人とは・・旭日橋で釣りたいSさんをなだめて上流へ、最上流の去年入った吊橋まで足を延ばしてみます。途中いろんなポイントを通っていきますが、釣り人の少ない事。鮎も見えないし、どうなってるんだ狩野川君!
 吊橋に着き川を見ると結構鮎が泳いでます。釣り人も居なくここに決定。近くのオトリ屋さんでオトリを購入し、まずはビールで乾杯!身支度を済まして入川。上流側にtohoho、下流にSさん。去年と逆です。今日のノルマは晩餐の塩焼き用と明日のオトリ分の確保です。4,5匹釣れれば上等、するとすぐに反応があり一匹目が来ました。やや小ぶりですがオトリを替えて流れの強い所に入れ良型狙い。10分位で待望の良型の引き。慎重に抜いて塩焼きゲット、21cmの美鮎です。
 その後、なかなか続かず17時の納竿迄2匹の追加で本日4匹。取り合えずノルマ達成です。Sさんは小型鮎ばかりで塩焼き用を取らなきゃとトロ場で良型狙いで何とか22cmを入手。流石、もっとトロ場で釣ってほしかったなぁと思いますが、超瀬好きのSさんには酷な期待ですねぇ。
 川からあがってビールと晩飯を購入、テン場を少し下流に決めて温泉でひとあせ流しに行きます。西平温泉「河鹿の湯」お一人様350円でした。
 いい湯でしたがちょっと熱過ぎ、猫肌のtohohoは1分も浸かれません。多分42℃位(超)でしょうか?テン場に着いてまず、汗をかきかきテント設営。おかげで美味しいビールを戴きました。次の仕事は鮎の塩焼き、炭を熾し出来上がり迄90分位、今日の反省でビールが進みます。結局深夜まで盛り上がってテン入。
 2日目、朝6時に目が覚めると少し二日酔いです。結局食べなかった昨日のコンビニ弁当を朝食にし、8時頃にSさんがちょっと竿を出してきます。と釣りに行くと、tohohoは椅子でひと眠り。9時過ぎに起きて、さて釣りに行くかと着替えているとSさんが帰宅。ウンともスンともいわん!旭日橋で釣りたいとの事で、旭日橋に向かいました。旭日橋には2名の釣人、橋の上下が空いていたのでSさんと向かい、Sさんが下流、tohohoが上流、橋を越えて少し(15m位)上流から旭日橋直下の岩盤を釣ろうと思っていると、対岸の草叢からヒョコッと一人出てきたので、先に「ここで釣りますよ」と言うと「どうぞ」との事、そのまま下流に下って橋の狙いの岩盤に入りました。混んでる時なら分かりますが、周りはガラガラなのに近くに入るなんて・・ムカムカして釣りますが全く釣れません。そうこうしている内にそいつが岩盤で1匹釣りました。余計にムカついてきたので、少し上流に行きますが釣れる気ゼロ!もちろん釣果も0。
 昼のビールで気分をリセット。駐車場前の平瀬で鮎の跳ねが見られ始めたので3時頃からそこに入ろうとゆっくり休憩、そのまま居眠り。2時過ぎにSさんがゴソゴソ始めたので目を覚ますと、平瀬には釣り人が両岸から6人も竿を出してる。Sさんに聞くと、tohohoが寝ている間に車も増えパラパラと釣れ出したらしい。しまった!寝過ごしたか。仕方ないので午後は下流に。しかし下流に行ってみると瀬は2人いて満員。50m位下流に波立ちが見えるのでそこまで下ってみたが垢腐れした岩ばかりで魚っけが無い。折角ここまで来たので試しにオトリを入れてみても無反応。朝から気分悪いし、今日はボウズかと半ば諦めて上流に戻ると、下流のポイントが空いていたので、時間までそこで竿を出すことにしました。
 小一時間当りが無いまま、オトリも弱ってきたので背針+錘で一か八かで急瀬に放り込むと急に竿が曲がり流れに乗って鮎が下って行く。起死回生の一発。坊主逃れの一匹を手に入れました。駐車場を見るとSさんが上がって他の釣人と団欒中。坊主も逃れたことだしやる気もないしと、tohohoも川を上がりました。駐車場に着くとSさんが「釣れないのは漁協が悪いらしい」との事。狩野川漁協が県漁連から脱退とか、若い(30代)組合長(井川弘二郎)の経営手腕とか、県漁連の再入会とか、漁協はいろいろあってる様です。いつまでも楽しい釣りが出来る様に頑張ってほしいものです。
 で、明日をどうするか?問題です。釣れない漁協じゃなく、狩野川で日曜日を釣るのか?桂川に移動するのか?一旦自宅に帰って月曜日(多分日曜日は激混み)に桂川にいくのか?しばし協議の末、今日のテン場はここにして明日の朝から桂川に移動して明日は桂川に宿泊と決定しました。(今日移動にすると、ビールを飲む時間が無くなるというのが本音)
 と言う事で、ビールの買い出しと入浴に。本日の風呂は白岩温泉小川温泉共同浴場。1名様250円です。昨日の温泉よりぬるくて(まだ熱いが・・)40℃。頑張って入りました。のぼせたのか腕時計を更衣室に忘れてしまい、ビールで盛り上がっている時に気が付きました。浴場に電話すると窓口に届いているとの事、しかし呑んでいるので取りにいけません。仕方ないので、浴場の玄関横にあった自販機の上に置いてもらうように依頼し(無くなっても文句言いません)酒宴を続けました。
 3日目、6時起床でイソイソとテントを片付け桂川に向かいます。途中、白岩温泉に寄って時計を無事回収。御殿場、富士吉田経由で大月へ。コンビニで遅めのカップ麺(朝食)を戴き、先日行った新倉橋の上流でオトリ取り。短い瀬なので二人だとぎゅうぎゅうですが知り合いだと何とか釣れます。養殖だと流れが厳しいので錘を付けて緩めの流れから入れるとグググッと当り。10分位でオトリを替えて同じ所でもう一匹追加。
 Sさんは竿抜けを狙って厳しい所を釣っているようですが、根掛かりでオトリをロストした模様です。養殖2号を投入して釣ってますが追いが悪いようでtohohoの所まで戻ってきました。丁度その時tohohoに当り。良型オトリに良型が掛かったようで下流に走ります。バレない様にtohohoも下流へ・・その時起こりました。足をかけた石が浮石でぐらっと、「オッ!」と別の石に足をかけた所、垢腐れの石でツルッと滑って水中に転倒。竿には鮎が掛かっているし竿もニューロッド。倒したら折れてしまうと何とか竿を揚げたまま横回転で鮎も竿も無事でした。しかし、左膝と右肘をしこたまぶつけてしまい。名誉の負傷。右肘から若干の出血がありましたが運よく骨に異常は無いようで釣り続行。Sさんに野鮎を提供し釣りを継続し午前中で6匹。午後から十分楽しめる分が確保できました。
 午後の部をどこにするかで上流に向かいます。Sさんが高月橋に行きたいとの事で向かいましたが、駐車場に着くと駐車料金1000円、オトリの持ち込み禁止と書いてあるのを見つけた様で、高月橋はパス。他河川からの持ち込み禁止は仕方ないですが、同河川でも禁止は納得できませんね。仕方なく笹子川合流点の駐車場にしました。駐車場に着くと先行車が10数台。見回しても4名しかいないので、あと10名位が散らばっているようです。取り合えずビールで喉を潤して午後の開始。上流側は明日の朝から入るとして、本日は下流側へ、笹子川は水も少なく今回は対象外とします。下流は行けども行けども釣り人が、何とか竿を出せそうな広い瀬に出たのでそこで開始。石の間を泳がせていくと根掛かりばかり。タールが付いたビニール袋を3つ、番線(太い針金)を2本釣りました。なんだか釣り気が無くなりそうです。下流は綺麗なのに・・ガッカリです。それでも少し下流でやっと1匹取りました。後が続かないので再び下流へ。Sさんも見えなくなりました。当りも無く17時のチャイム。その時やっと2匹目が来てオトリを替えてすぐに3匹目。4匹目はありません。チャイムが鳴り止むと釣れ無くなりました。本日9匹。後は風呂に入ってビールを飲んで本日終了です。
 今日の晩餐はビールとツマミと鮎の塩焼き。昨日、キープしておいた狩野川産と今日釣った桂川産の利き鮎大会です。間違わない様に焼いて実食。鈍感なtohohoに味は解りませんが、狩野川の鮎の皮が硬い事。初日は感じなかったですが秋口の鮎の様でした。初日の鮎は最上流だったので若かったのかも?桂川の鮎は川面柔らかく美味しく戴きました。利き鮎は桂川に1票です。
 最終日、6時起床で今日の朝飯は昨日食べ損ねた夕食のコンビニ弁当。朝から冷たいとんかつ弁当は厳しいものがありました。どうせ朝からは釣れないのでのんびり出ようと思いましたが、することないので7時半ごろに開始。予定通り上流の瀬に行きます。上流には1名。目的の瀬のかなり上流に居ます。Sさんと二手に分かれてtohohoが上流の瀬肩から、Sさんは瀬尻から釣り始めますが、案の定当りがありません。30分位して突然当りがあり1匹取れました。交通事故みたいなものですかね?Sさんは3匹。1時間程で場所替えしてすぐに当りがあって釣れたのは15cmのヤマメ。その後同じポイントで20cm弱を1匹追加。10時前に終了しました。今日は最終日なので15:30に納竿予定にしたので、次のポイントでツアー終了です。何処にしようか悩んだあげくtohohoが行った事が無い畠山釣り具駐車場の上流側でSさんにお願いしました。釣り人が多そうだよと言われましたが、何処でも一緒なのでそこに決定。
 駐車場に着くと車が3台。10台位のつもりだったのでラッキーです。最後のビールでツアーを締めて再び二手に分かれます。入川してカーブを曲がると上流には誰もいません。50m位の瀬が貸し切りです。
 あまり上流まで行くのは膝が痛いし、下流側の方が水通しが良さそうなので下流側から開始。10分位でガガッと当たり、20cm弱の鮎。それをオトリに10分位でコンと小さい当り。前当たりかな?と思う間もなく上流に走り、右往左往上流下流への大騒ぎ。やっと止まって釣りあげると23cmの良型。本ツアー最大です。
 その後もコンの当りで走り出すパターンで良型を追加し、途中鼻カン付きの鮎を連続で釣るというトラブル?もありました。結局15:00に納竿、午後から9匹、本日11匹でツアー終了です。終わりよければ全てよしで大満足です。ただ、鮎タビのフェルトが擦り減ってかなり滑り易くなっているので午後の部でも3回程転倒。貸し切りだったので良かったですが、結構恥ずかしいものがありますフェルトの張替えかタビの買い替えを迫られたツアーでした。帰りの車で落ち着いて右肘を見てみると、腫れて熱を持ってました。痛いはずです。今週は休養に当てようと思います。  


Posted by tohoho at 16:37Comments(2)釣り